皆様今晩は、
阿部です。
12月25日(金)。
クリスマスの日。
脳みその隅にチョコンと置かれたクリスマスという意識は、退けようとしても退けられないぐらい
強固な事実だった。
バカみたいに、
アホみたいに、
テンションが2ミリ上がる。
クリスマスという洒落た日の電車の乗り方は知らないけど、きっと小洒落た足取りで各駅停車に乗り込んだ。
本を読めばいい。
ペットボトルのお茶を飲めばいい。
二駅過ぎたら新宿まで10分で着く、速いですよ私的な急行に乗ればいい。
乗った。
新聞を読むには手狭だけど、景色を楽しむには若干余裕がある、そんな電車だった。
順調に進む本、
順調に進む急行電車。
のはずだった。
時間が止まる…。
正確に言えば電車は一目散に進んでいる、私の周りだけ時間が止まった。
吐き気だ。
どうやらそれだけでは許されない、視界もあやふやだ、膝なんて久しぶりに力が入らない。
(…倒れちゃうのよねん)
そう思った。
するとどうだろう、
マザーテレサが現れた。
「私の肩に頭つけていいから、はいコレ。」
ご登場と同時に真っ赤なハンカチが手渡された。
「大丈夫ですか?」
後ろには守護霊か?いやふざけてる場合じゃない、若い女性の声だ。
「これどうぞ!」
おいおいサンタクロースまで来ちゃったよ、いやふざけてる場合じゃない、コレが一番欲しかったんだ。
コンビニのビニール袋。
(…着いてくれよ…頼むよ…すいません…ありがとうございます…)
どれも声にならない、
役立たずな自分の喉だ。
役立たずなんて思ってごめん…嗚咽を8回も我慢してくれてありがとう。
『高田馬場ー高田馬場ー』
こんなにでたらめな降車は初めてだ。
降りる駅じゃない。
でも外に出たかった。
空気を吸いたかった。
うずくまりたかった。
ドアが開くと同時に目の前のホームに滑り込んだ。
血の気が戻っていく。
マザーテレサも守護霊もサンタクロースも心配そうに私を見つめている。
「ありがとう…ございました…」
おばあさんと、若い女性と、サラリーマンにそう告げた。
「もうすぐ着くからね」と励ましてくれたおばあさん、
意識が保てない身体をずっと支えていてくれたお姉さん、
遠くから手を伸ばしてプレゼントをくれたサラリーマンさん、
本当に、ありがとうございました。
皆様コメントありがとうございます。
タバコと貧乏ですかね。
仕事でしたよ。
書かなかったのですよ。
左様でございました。
すみません、特に居ないのです。
詳細はライブにてご報告したいと思います。
すみません、あまり存じ上げないのです。
すみません、失敗致しました。
帰っておりませんよ。
それでは、
また!
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